アサーション研修

企業におけるアサーションのニーズ

職場においてこのようなニーズはありませんか?
アサーションは、相手との信頼関係の構築、チームでの仕事の成果拡大、ストレスの低減などに大いに役立ちます。

多様な考えや意見を認め合い、職場を活性化したい

  • アサーションの前提にあるのは人間尊重(自己肯定・他者肯定)の考え方です。この考え方に基づくアサーティブなコミュニケーションが、職場に安心と信頼のある人間関係を作ります。

誤解のないコミュニケーションで効率的に仕事を行いたい

  • イエスともノーとも受け取ることができるようなあいまいな表現により混乱やミスが生じることがあります。伝えたいことを相手も尊重しつつはっきり伝えるアサーションを学ぶことは仕事の効率も高めます。

若手社員のコミュニケーションスキルを向上させたい

  • 多くの企業で若手社員のコミュニケーションスキル不足や年長者と若手社員のコミュニケーション不足の問題が指摘されています。アサーションは発信力の強化、コミュニケーション円滑化に役立ちます。

職場ストレスを減らしたい

  • 言いたいことを言わずに我慢すれば自分にストレスがたまります。怒ったり、怒鳴ったり、嫌味を言えば相手にストレスがたまります。アサーションは職場のストレス低減に有効です。

アサーションとは

相手に対して言いたいことがあるときの自己表現には3つのパターンがあります。

忙しくて仕事がこなせそうにないときに、上司から追加で仕事を頼まれた。あなたはどうしますか?

「非主張的な表現」の例

  • とても引き受けられないと思っているのに、上司には「はい、わかりました」と答えてしまう。
    自分の考えや気持ち(いいたこと)を言わなかったり、あいまいな言い方をすることを「非主張的な表現」といいます。
    上の例では、今の仕事だけでもこなせそうにな いのに新たに仕事を引き受けると、無理して疲れすぎてしまったり、無理して仕事にミスや漏れが生じる危険性もあります。

「攻撃的な表現」の例

  • 「こんなに大変なのに、どうしてわかってくれないんですか」と怒ってしまう。
    相手の言い分を無視・軽視して、自分の言い分を相手に押し付けるような表現を「攻撃的(アグレッシブ)な表現」といいます。
    その場では仕事は断れるかもしれませんが、上司との人間関係が悪くなったり、自分も後味の悪い思いをするのではないでしょうか。上司が頼みたかった仕事が今抱えている仕事より優先すべき仕事だったとしたら、仕事
    の成果にも大きな影響が出ます。

「アサーティブな表現」の例

  • 自分が忙しい状況を伝えたうえで、上司が頼もうとしている仕事の優先順位や期限などを話し合う。
    自分の意見を率直に伝え、かつ相手の立場や考えも配慮した、このような表現を「アサーティブな表現」と言います。
    自分と相手の意見・考え、気持ちが異なることを前提にして、その違いを受け入れ、歩み寄ろうとする姿勢があります。

    アサーションは、相手との信頼関係の構築、チームでの仕事の成果拡大、ストレスの低減などに大いに役立ちます。

     

CDPサポートのアサーション研修の特徴 

4000人の管理職が受講したプログラムが基盤になっています。

2008年~2010年に(株)日立製作所で約4000人の管理職に2日間のコミュニケーション研修が行われました。そのうち、アサーションは1日(約7時間)を占めていました。
このプログラムはCDPサポート代表上田が、(株)日立製作所に勤務しているときに開発を行ったものです。このプログラムと受講者の感想や評価がCDPサポートのアサーション研修の貴重な材料になっています。

4000人の管理職が受講したプログラム

2日間の管理職向けコミュニケーション力研修(聴く+伝える)のうち、後半1日がアサーションで構成されていたものです。

時間 項目 内容
AM オリエンテーション アサーションを学ぶ目的、概要を伝える
アサーションとは 3つの自己表現の概要(解説)
3つの自己表現-事例で理解する
(個人作業とグループ演習)
自己のアサーションチェック(場面別)(個人作業)
PM アサーションの権利 基本的人権としてのアサーション(解説)
アサーション権とは(個人作業とグループ演習)
認知とアサーション 日頃のものの見方(個人作業とグループ演習)
ものの見方(認知)の行動・言動への影響を知る(解説)
DESC法 葛藤場面(相手と意見が異なるときなど)の表現方法
(個人作業、グループ演習、発表)

 

アサーション研修の特徴

企業で働く人のために最適化しています

  • 企業人が企業人のためにつくったプログラム
    アサーションは心理治療からできたものですからアサーショントレーナーの多くは心理臨床の専門家です。CDPサポート代表上田は、カウンセリングを学び社員相談室での面接も行っていましたが、臨床心理の専門家ではなく、企業の人事部門の社員として仕事をしてきました。
    CDPサポートのアサーション研修は、上司として、部下として、一社員として、「自分や会社の仲間に役立つアサーションをは何か」を土台に出来上がっています。

実践場面を想定した事例を用いた解説・演習

  • 参加者により理解してもらえるように、また研修後の実践場面で活かしやすいように、解説や演習で用いる事例を変えています。
    演習事例は、「管理職・リーダー向け」「若手社員向け」の二種類を用意しています。対象者により新たに事例をカスタマイズすることも可能です。
    (最近のカスタマイズ事例として「製造現場のリーダー向け」があります)
  • アサーションの基本は、管理職でも新入社員でも同じです。したがって対象者が変わってもカリキュラムが大きく変わるものではありません。
    ただし、若手社員はコミュニケーション全般に苦手感を持っている場合も多いため、日常生活での「頼む・断る」場面を加えて、わかりやすく体験する演習を加えています。

アサーション研修の経験が豊富です。 

  • CDPサポート代表上田は、日本のアサーションの第一人者である平木典子先生が開発した日本・精神技術研究所の「アサーショントレーニング」のトレーナーを2008年から実施いています。
  • 企業では、上記の日立製作所の管理職研修のほか、多くの企業で、新入社員向けから管理職向けまで様々な研修を実施しています。
  • 2016年から、日本産業カウンセラー協会の新シニアカウンセラー育成講座のアサーションを主任講師として担当し、全国各支部で実施しています。

 プログラム(例) 

若手社員向け1日コースモデル

若手社員はコミュニケーション全般に苦手感を持っている場合も多いため、日常生活での「頼む・断る」場面を加えて、わかりやすく体験する演習を加えているのが特徴です。

時間 項目 内容
AM オリエンテーション アサーションを学ぶ目的、概要
アサーションとは 3つの自己表現の概要(解説)
3つの自己表現-事例で理解する
(個人作業とグループ演習)
自己信頼とアサーション 自己信頼とは(解説)
自己肯定感を持ち他者を肯定する
(個人作業とグループ演習)
PM 認知とアサーション ものの見方(認知)の行動・言動への影響を知る
(解説)
日常場面でのアサーション 「頼み方」「断り方」とアサーション(演習)
DESC法 葛藤場面(相手と意見が異なるときなど)の表現方法
(個人作業、グループ演習、発表)

 

管理職・リーダー向け1日コースモデル

適切に表現することが難しいとされる「怒り」をテーマにした、怒りへの対処、アンガー・マネジメントを取り上げているのが特徴です。

時間 項目 内容
AM オリエンテーション アサーションを学ぶ目的、概要
アサーションとは 3つの自己表現の概要(解説)
3つの自己表現-事例で理解する
(個人作業とグループ演習)
自己信頼とアサーション 自己信頼とは(解説)
自己肯定感を持ち他者を肯定する
(個人作業とグループ演習)
PM 認知とアサーション ものの見方(認知)の行動・言動への影響を知る
(解説)
怒りへの対処 アンガー・マネジメントを自分の怒りをテーマに学ぶ
(個人学習とグループ演習)
DESC法 葛藤場面(相手と意見が異なるときなど)の表現方法
(個人作業、グループ演習、発表)

 

半日アサーション研修

3つの自己表現の理解とアサーティブな表現方法であるDESC法を学ぶことに特化した半日の研修です。

時間 項目 内容
AM オリエンテーション アサーションを学ぶ目的、概要
アサーションとは 3つの自己表現の概要(解説)
3つの自己表現-事例で理解する
(個人作業とグループ演習)
PM DESC法 葛藤場面(相手と意見が異なるときなど)の表現方法
(個人作業、グループ演習、発表)

 

 

企業導入事例

実際にアサーション研修を導入いただいた企業の事例です。

導入事例 A社 社員のコミュニケーションスキルが不足していたため、
希望者にアサーション研修を実施
B社 「ノー」を言えずに引き受けることが仕事の効率を下げ、
メンタルヘルスにも悪影響を及ぼしているため、
ストレスリリース研修にアサーションを加え、管理職対象に実施
受講者の
感想
(抜粋)
・アサーションをさっそくやってみたら気持ちがすっきりした。
 ストレス対処にも有効と思った
・アサーティブな会話の実践で、片寄りがちな自分の考え方も変える
 ことができそう。
・グループ内でのコミュニケーションに生かしたいと思う